2013/03/29

アルゼンチン人だし、やっぱり新ローマ法王はマテ茶を飲んでいるようです。


PHOTO: In this picture taken March 3, 2013, Argentina's cardinal Jorge Bergoglio drinks "mate," a traditional local beverage, in Buenos Aires, Argentina.
Bergoglio was chosen as Pope on March 13, 2013, the first pope ever from the Americas and the first from outside Europe in more than a millennium. (AP Photo/ DyN)

The Jesuits were the ones who discovered how to cultivate yerba mate almost 400 years ago. It only makes sense that the Pope would be a fan.

写真:
2013年3月3日、アルゼンチン人のホルヘ・ベルゴグリオ枢機卿(当時)が伝統的なご当地の飲み物『マテ』をアルゼンチンのブエノスアイレスで飲んでいるところ。
ベルゴクリオ枢機卿(当時)は、2013年3月13日に、アメリカ大陸出身では、初めて、欧州以外の出身としては、千年以上ぶりの法王になりました。

(歴史的には)イエズス会の宣教師が、約400年前にyerba mate(イエルバ マテ、マテの木)の栽培の方法を発見したので、アルゼンチン人の法王もマテ茶ファンであるのは道理ですね。

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普通の場末っぽい街をマテ茶を飲みながら歩いていらっしゃって、なんとなくsimpatico(シンパティコ 気さく)な感じがします。

Yerba (ジェルバ、マテ茶葉の木)は、400年以上前から、南米に自生していて、イエズス会の宣教師が来る前からあったわけですが。

2013/03/23

con palo/ sin palo: マテ茶の茎あり茶、マテ茶の茎なし茶


桜の季節でもあり、ピンク色のものが作りたくなり、苺大福のような餅と餡子のトーストサンドを作ってみました。

餡子と餅には日本茶が合うと思い、茎茶(白折れ茶)をマグカップに入れて、温めのお湯を入れて、Bombilla(ボンビージャ、マテ茶用のフィルター付きストロー)で飲んでみました。

個人的な好みにすぎませんが、日本茶の茎茶をボンビージャですすって飲むと美味しいのです。

日本茶の場合は、伝統的なマテ茶の飲み方のように、ボンビージャが茶葉で固定される程に大量の茶葉を入れてしまうと、味が濃すぎるような気がします。(お茶っ葉もモッタイナイ!)

マグカップ1杯分であれば、日本茶(緑茶葉)は、お好みですが、大さじ一杯で十分です。(もう少し少なくても大丈夫。)
日本茶の場合も、お湯をつぎ足して、何煎か飲むこともできます。

煎茶のような良いお茶でも美味しいかと思いますが、茎茶は、爽やかな味わい。

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そこで、マテ茶の茎(入り)茶に関するトリビアを。

▲の画像がしめしている通り、マテ茶にも茎の入っているものとないもの、があります。茎茶のタイプの方が、南米では多いかもしれません。

茎の入っているマテ茶は、コン パロ(yerba mate) con palo 
茎の入っていないマテ茶は、シン パロ(yerba mate) sin palo

スペイン語で

paloが茎です。
conは英語のwith (有り)
sinは英語のwithout(無し)

Bombilla(ボンビージャ、マテ茶用のフィルター付きストロー)では、茎も葉っぱも濾されて、口の中には入ってこないので、どちらを飲んで頂いても、大丈夫です。

どちらかと言えば、sin palo(茎無し)の方がマテ茶葉の強めで純粋な味がするかもしれません。con paloの方が、若干マイルドかもしれません。

▼3種類のマテ茶を販売しています。全てcon palo(茎も入っているタイプ)です。
同じショップサイトの中で、Bombilla(ボンビージャ、マテ茶用のフィルター付きストロー)も売っています。
どのようなものか、興味がお有りでしたら、ご覧になってみてください。

2013/03/05

マテ茶葉色々。混ぜてブレンド色々。

あくまでも一例です

おススメのマテ茶がありますか?おススメのブレンドがありますか?と尋ねられたことがあります。

マテ茶、一番最初に熱で乾燥しているだけで、ローストをしていないタイプのマテ茶、グリーンマテ茶しか飲まないのですが、特にポリシーがあるわけではありません。

おススメのマテ茶は特にありませんが、どのようなものでも好きです。
上の写真の中には2種類のブランドのマテ茶があります。

マテ茶①は、パラグアイ産で、ダスト(粉葉)が少なめで、茎もほとんど入っていないものです。
比較的、スッキリした味わい。水色がキレイなブラウン。

マテ茶②は、アルゼンチン産で、ダスト(粉葉)もかなり入っていて、茎の混入も多い日常的なマテ茶です。
苦味が出ないように、65℃ぐらいの低めの温度で煎れると、ダストもぼやーんと抽出液にまざり、マイルドでとろみのある(気がする)味わい。それはそれで美味しい、と私は思います。

どういうマテ茶が好きかは、お好みの問題です。双方とも、オーガニックマテ茶ではないのですが、ナチュラルで爽やかな味わいです。

ブレンドするハーブ等は、お好みで、

ボンビージャ(茶漉付きのストロー)を使われる場合は、種やハーブ、植物の皮を入れたまま飲んでも、ボンビージャが濾してくれて、抽出液だけを飲むことができるので、種入りの柑橘を入れられても味や香りに変化が出て、面白いです。

夏場だとミントとか。ドライでもいいですが、フレッシュミントを入れると、スッキリした味わい。

▲上の写真にあるのは、
刻んだ生生姜を少しマテ茶に混ぜる。(ドライ生姜でも、生姜を煮出して、そのお湯でマテ茶を煎れても。生姜の辛味が好きな方であれば。)
煎茶(日本茶)を混ぜても美味しいです。煎茶も低めの温度(60度等)で出した方が美味しいので、相性は良いと思います。
太りたくないけれど、甘い味が欲しい方は、ステビアというハーブの葉っぱを乾燥したものを少量入れられると、マテ茶にお砂糖とは違う、ナチュラルなハーブ系の甘味がつきます。(日本でも栽培ができるので、国産のものもあると思います。)
たまたまあったので、金柑を切ったものも用意してみました。レモンでも。

マテ茶葉を入れて、お湯を注ぐ前にブレンドするハーブ等を混ぜてもいいし、何煎か飲んでから、マテ茶の味に飽きてきた時点で、ハーブ等を追加してもいいかと思います。

お砂糖やハチミツを入れる方もいらっしゃいます。

まずは、マテ茶だけでお試し頂き、お好きなハーブや柑橘や甘味等を入れてみてください。

▼マテ茶の煎れ方に興味がお有りなら、マテ壷とボンビージャを使ったマテ茶の煎れ方をご覧になってください。動画でデモンストレーションを観ることができます。
http://bocap-style.blogspot.jp/2013/02/youtube.html

凸お問い合わせ:d-bocap@zav.att.ne.jp ショップドレトドレオ 瀧川ヒロミ