2013/01/14

容器の木の香りも心地よい『マテ茶』-大分のケヤキでマテ壷。


そもそもは、マテ茶の味よりも、マテ茶を飲むスタイル(どちらかと言えば茶器)に魅せられてマテ茶を飲むのようになりました。

現地(南米)に行ったこともないですし、凄いマテ茶関連グッズのコレクターではないと思うのですが、色々なマテ壷、ボンビージャを取り寄せては使ってきました。

しかし、

マテ壷はなくても、マグカップでも、マテ茶はボンビージャで飲めます。

ボンビージャもマテ壷もなくても、マテ茶は飲めます。

マテ茶の原産地でも、マテ茶を、紅茶のようにポットで煎れたり、コーヒー・紅茶用のフレンチプレスで煎れたり、普通の茶漉しで煎れたり、3gのマテ茶が入っているティーバッグマテ茶で煎れたり、マテ茶の抽出液をインスタントコーヒーのような粉末にしたものもあります。
日本にもPETボトル飲料もありますしね。

個人的には、全て試したことがあるのです。それでも、ぜんぜんOKなのです。

しかし、一番風情&趣きがあって、味わい深く、心落ち着くのは、木のマテ壷の3分の2ぐらいのマテ茶葉を入れて、65度~70℃ぐらいのお湯(熱いお湯で煎れると苦味が出ます)で茶葉を蒸らして、隙間からボンビージャを突っ込んで、ボンビージャをずっと抜かないようにして、マテ茶をすすって、65度ぐらいのお湯をず...っと継ぎ足し継ぎ足し飲むというスタイル。(水出しもありです。)

画像のマテ壷は、マテ壷を手に持った感じとか、木の手触り、ケヤキの匂いと外側の天然植物性オイルの良い香りがたまらなく癒し系なんです。

画像では伝わらないと思いますが、ボンビージャを差し込んで、マテ壷が安定するように、底の部分を厚く、重心が下にあって、倒れにくいように作っています(作って頂いています)。

見ためは、なんの変哲もない木材の表面に見えますが、内側はガラス塗装になっているので、安全で耐水性もかなりOKです。使用後、マテ壷を軽く洗って、伏せておけば、乾きも早いです。

南米のマテ壷も、特にパロサントという香木でできているモノは、木の密度と重量感、木の香りもステキで、愛用しているのですが、一般的に、南米のものは、木材加工の出来が一定していないのですね。(それも味だと思って頂けるといいのですが、クレームが怖いのです。)

使っているうちに割れが出やすいのです(日本で作っても、仕事は丁寧だけれど、100%手作り、同じものは一つとありませんし、割れない陶器がないように、絶対割れない木材は難しいですが)。
南米製の木のマテ壷は、そもそもの削り方が少し雑だったり、削りすぎていて、新品なのに底に微かな穴があいているモノもたまにあります(漏れる、よって、売れない以前に使えない)。

マテ茶が好きなヒトは、多分、このナチュラルな日本の木材製で、南米のマテ壷の風情を再現し、目に見えない安全な塗装を施している、このマテ壷を気に入ってもらえると思います。

マテ茶ではなくて、このマテ壷で、緑茶を飲んでも美味しい。

これで、日本酒を飲んでも美味しいんじゃないかと思います。

そのうちに、販売しますので、その節はヨロシクお願い致します。
▼ボンビージャは、ココで売っています。マテ茶のサンプル100g付き。

2013/01/06

2013年は、ちょっと南米化しようかと...



▲の写真は、帰省時の新幹線の中で撮影したもの。

今までも大好きだったんですが、2013年は、南米のマテ茶の普及と販売も頑張ろう!と思っています。福岡から関西方面への帰省時のお土産に、ポルトガル伝来の和菓子(と言ってよいと思うのですが)の丸ボーロを買いました。

丸ボーロは、油分のない、カステラとクッキーの中間ぐらいのソフトなスポンジ状のクッキー、同じボーロでも、蕎麦ぼうろよりも柔らかく、乳ボーロよりも大型で食べごたえがあり、しっとりしています。アイスクリームを挟んで食べたりしても美味しい。福岡や佐賀、北部九州あたりでは、様々なお菓子屋さんで売られています。

丸ボーロに、生姜風味のお砂糖がかかっているモノを見つけました。オブリガード(obrigado)という名前です。

オブリガードobrigadoは、ポルトガル語で『ありがとう』。プレーンの丸ぼうろも美味しいですが、オブリガードも生姜のピリっと味とお砂糖の甘さにインパクトがあり、元気がでる美味しさです。

マテ茶の産地のブラジル(の南部)もポルトガル語圏。

今年、2013年も、obrigado『ありがとう』と言える一年でありますようにと願います。
いや、obrigadoな一年にしたいと思います(します)。

2013年も▼Bocapもヨロシクお願い致します。