ゴールデンウィークに日帰りで長崎県の島原半島にある島原市に行ってきました。福岡からは、西鉄が出している、西鉄大牟田線と西鉄バスと大牟田(三池港)から島原外港までの船と島原市内の電鉄とバスが利用できて、選べるお昼ごはん(グルメ)がセットになった一日乗車券(5000円少々)があります。それを使うと、午前7時30分福岡発で午前9時40分に島原外港着。
島原市街地は坂道も少なく、歩いて散策しやすかったです。海岸から遠くない生活エリアの至るところに滾々(コンコン)と天然の軟水や温泉が湧いています。商店街のアーケードの中とか、市役所の前、銀行の前の噴水とか、個人宅のお庭の池に、ピュアな湧き水や水汲み場があることに、甚く感動してしまうのです。街の中の側溝のお水も綺麗で、鯉が気持ちよさそうに泳いでいました。
海のお魚も美味しいのですが、お水(湧き水)が美味しいので、御菓子(白玉粉のかんざらし)、具雑煮、ダッチコーヒーとか、食べ物・飲み物全般はスッキリとしていて美味でした。キリスト教伝来と島原の乱、島原城にまつわる展示や、地面が陥没して地下水が噴出して一晩で出来た湖とかは、現在は、美しくすらありますが、想像力を働かせてタイムスリップしてみると、厳しく酷い災い、試練であったと思います。人々の歴史と天変地異の歴史は絡み合って、これからも続いていく。 1549年キリスト教伝来 (年号は、イゴヨク広まるキリスト教)。硬水が多い(と思う)欧州からやって来た宣教師が見た当時の日本の風景はどのようなもので、島原半島の軟水の泉とかカラフルな温泉をどう感じ、どう評価したのかなあ?正確に知る由もないけれど、ふと、そんなことを想ったりしました。
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