平成20年に日本名水百選に選ばれたという岩屋湧水(JR筑前岩屋駅前,JR日田英彦山線)に水を汲みに行ってきました。(車で行きました。)
もともとは石炭を運ぶ目的で戦前から工事が行われた路線です。1956年に開通した(当時は国鉄の)日田彦山線の釈迦岳トンネルの工事によって湧き出る(ことになった)天然水(軟水)がJR筑前岩屋駅の前で汲めます。
トンネル工事中の事故による人的な犠牲もあり、石炭から石油へ、エネルギー政策の変遷に翻弄されてきた鉄道や人々の生活について考えさせられます。これから私達はどこへ行くのか?水は、地下水脈は一体誰のものなのか?どう分け合い、どう活用すべきものなのかなあ?
(▲平成の名水百選のホームページ)
とにかく湧水は冷たくて美味でした。釈迦岳によって濾過された癖のない美味しい天然水です。今のところ給水は無料なんですが、水源の維持管理(清掃)料として、100円の協力金が必要です。(給水は40リットルまで。)タンクローリーで横付け、ホースで給水はNG!(そんな車持ってないぞ!ですが。)
帰りに冷涼なお水が流れる美しい田んぼと橋を眺めていたら、釈迦岳トンネルの次の日田方面側のトンネルから出てくる列車を見ることが出来ました。感激!トンネルとトンネルの間は美しいアーチ型の橋でつながっています。山が急峻ですね。今度はJR日田彦山線に乗りたい。とは言っても、JR二日市→JR小倉→JR筑前岩屋は遠いなあ。でも、やってみたい旅です。
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瀧川 浩美 d-bocap@zav.att.ne.jp
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